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バイエリッシェ・モトーレン・ヴェルケ・アーゲー
Bayerische Motoren Werke AG
種類 AG
略称 BMW
本社所在地 ドイツ
バイエルン州ミュンヘン
設立 1916年
業種 製造業
事業内容 乗用車の製造・販売等
代表者 最高経営責任者(CEOノルベルト・ライトホーファー
売上高 560億ユーロ
従業員数 107710名(2007年時点)
主要子会社 MINIロールス・ロイス
関係する人物 カール・フリードリッヒ・ラウプ(創業者)
外部リンク http://www.BMW.com/
ドイツ・ミュンヘンのBMW本社ビルとBMW博物館(左下)

ドイツ・ミュンヘンのBMW本社ビルとBMW博物館(左下)

Bayerische Motoren Werke AG(バイエリッシェ・モトーレン・ヴェルケ・アーゲー〈バイエルンエンジン製造工場〉通称:BMW)は、ドイツバイエルン州ミュンヘンを拠点とする自動二輪車及び四輪自動車メーカー。高級車メーカーとしては、世界最大である。
本社ビルは、エンジンのシリンダーを模した円筒形を4つ組み合わせたような形をしており、Vier Zylinder(フィア・ツィリンダー、英語でfour cylinders)と呼ばれる。傘下には、それぞれイギリスロールス・ロイスMINIという2つのブランドがある。

[編集] 概要

株式の約47%がズザンネ・クラッテンシュテファン・クヴァントら、ドイツ・クヴァント家により所有[1]される同族会社である。

モータースポーツに積極的で、F1にはエンジン供給者として1980-1987年と2000-2005年の2期参戦した。2006年ザウバー・チームを買収しBMWザウバーF1チームとしてワークス参戦した。

[編集] 製品の特徴

キドニーグリル

キドニーグリル

全体的にスポーティーな車が特徴。BMWブランドの乗用車の駆動方式は、いずれもFRもしくは、それをベースとした四輪駆動であり、現在までFFの市販車はない。FFの研究開発そのものは行われており、その技術はローバー・75、およびNew MINIに生かされている。

丸形四灯式(そもそもは二灯式+補助灯)のヘッドランプと、「キドニーグリル(kidney = 腎臓)」と呼ばれる独特の形状をしたグリルをもつフロントマスクが特徴である。キドニーグリルは、1933年に発表されたBMW初のオリジナル車「BMW303」に始まり、イソイセッタライセンス生産である「イセッタ」、およびその派生車である「600」、やはり空冷フラットツイン リアエンジンの「700」を除いた全てのモデルに使われている。BMW325(1937-1940)にもキドニーグリルは無い。

デザイン部門のチーフは、アメリカ人デザイナー・クリス・バングルであり、初代X5シリーズ以降に発売された全ての新型車のエクステリアデザインを担当している。フォーマルサルーンである7シリーズ の新型車のデザインがあまりにも奇抜であったため、「バングルは、BMWを潰すためにメルセデスが送り込んだ刺客だ」などといった、旧くからのBMWファンをはじめとし、多くの批判が寄せられた。(もっとも実際にBMWのデザインを行っているのがクリス・バングル1人というわけではなく、例えば現行の3シリーズであるE90のエクステリア・デザインは日本人デザイナーの永島譲二の手によるものである。現在のBMWのデザインの方向性を定めているのがクリス・バングルであるといえよう。)

過 去の製品は、メルセデスと比較した場合、新機軸や電気仕掛けを好み、それがトラブルの基となりやすいこと、部品の交換周期がやや短いことなどの傾 向があった。 しかし2002年位からデビューした車は、日本人が開発の一翼を担っていると言うこともあり、改善が見られるが、これはイタリアのフェラーリなど、欧州車 全般に見られる流れである。

[編集] エンブレムの由来

バイエルン州旗

バイエルン州旗

黒く縁取った円の中央を十字に4等分し、点対象に青と白に塗り分けたデザインである。色はバイエルンヴィッテルスバッハ家の紋章に起源を持つ旧バイエルン王国(現在は州)旗にちなむ(「回転するプロペラ+バイエルンの青い空と白い雲」のイメージ)。円と十字は飛行機の回転するプロペラを表している(かつては航空機エンジンメーカーであった事に由来)。エンブレムのデザインは過去に何度か微妙に変わっているが、基本的な部分は変わらない。変わっているのはBMWの字体とその位置程度である。

[編集] 歴史

BMW R37(1924年モデル)


BMW R37
(1924年モデル)
BMW 328

BMW 328
BMW 502 V8 Super

BMW 502 V8 Super
BMW 2002 touring

BMW 2002 touring

[編集] 経営状況

経営状況は良好であり、40年以上赤字を出していないとも言われる。一方、傘下に収めた英国ローバー・グループの経営に失敗、2000年には同グループを解体に追い込んだ。ランドローバーフォードに譲渡、収益の見込めるミニなどは自社で継続所有した他、ローバーMGなどを僅か10ポンドで投資会社に売却したことは話題となった。

2003年の世界市場での販売実績はBMWグループ全体として110万4916台。収入は415億2500万ユーロ。

1970年代から稼動する南アフリカの工場のほか、近年はアメリカ中国パキスタンなど、ドイツ国外における生産拠点の展開に積極的である。

[編集] 日本での販売

1981年までの輸入は、バルコムトレーディングカンパニーが行っていた。1981年、ドイツBMW・AGの100%出資によりビー・エム・ダブリュー株式会社(BMWジャパン)が設立され、以降は同社が輸入元となっている。BMW Japanの完全子会社には、販売会社BMW東京がある。BMW東京による販売台数は日本国内販売の1割以上を占め、ドイツ国外では最大規模のBMW販売会社となっている。[2]

日本市場での販売実績は4万9074台、うちBMWブランドが3万6539台で、MINIブランドが1万2535台であった。

[編集] その他

ヴィッテルスバッハ家の末裔バイエルン候プリンツ・レオポルト・ヴィッテルスバッハ・フォン・バイエルンは度々BMWのレーシングドライバーとして活躍している。

大阪府堺市には「カメラのドイ」創業者、土居君雄が新婚時代に堺市浜寺)にて生活していたゆかりで、夫人・満里恵からコレクションしていた約50台のBMWが寄贈され、財団法人 堺市文化振興財団の手によって保存されている。

BMWもある期間、この工場で車を製造していただけに余計に紛らわしいのだが、1951年から1953年まで、似たような名称の「EMW」があった。EMWは、旧東ドイツのEisenacher Motorenwerk(アイゼナッハ原動機工場)の略で、旧東欧圏でのヒット車となるヴァルトブルクを製造するVEBアウトモビルヴェルク・アイゼナハ社(VEB Automobilwerk Eisenach:AWE)の前身である。

日本で BMW は英語読みの「ビー・エム・ダブリュー」が一般的であるが、ドイツ語読みでは「ベー・エム・ヴェー」である。

[編集] 四輪モデル名について

近年のBMW生産モデル名は原則として318、525等の3桁の数字であらわされている。この3桁のモデル名は1972年発表の5シリーズからのネーミングである。3桁の最初の数字は車種区分を表し、かつては3、5、7、8の4種類であったが、現行では1、3、5、6、7の5種類である。

シ リーズを表す最初の数字以下の2桁は、かつては排気量のヘクトリットル表記(2,500ccならば、○25)を表していた。しかし、現在では下2 桁の数字は「数値が示す排気量並の出力を表す」ということになっており、表記と実際の排気量が異なっている例がある。 その中でも、数値が実際の排気量より小さい例と、大きい例があり、その位置付けが微妙に異なっている。

実際の排気量より小さい表記の例と しては、現行E90型3シリーズの323iがある。 数字は323でも、実際の排気量は2.5Lであり、本来の排気量に沿った表記であれば325iとなる所であるが、同じE90系に325iという名のモデル もあり、両車共に同じ2.5Lエンジンを搭載している。 ただし、325iが出力160kWであるのに対し、323iでは出力130kWであり、323iは325iに比べ若干ディチューンされたエンジンが搭載されている。 1シリーズの118iと120iも同様の例であり、同排気量モデルに廉価版が設定される場合に実際よりも小さな数値のネーミングとなることが多い。

逆 に実際の排気量よりも大きな数値になっている例もある。 こちらは、同排気量のモデルの高性能版としての位置付けであり、古くは初代7シリーズの735iと745iがあり、745iは、735iのターボモデルで あった。 現在では、330iと、335iがその関係に当り、どちらも排気量3Lのガソリンエンジンであるが、330iが自然吸気で出力190kw、335iがツイ ンターボで出力225kWとなっている。 ディーゼルモデルでの同様の例が530dと535dである。どちらも同じ3Lディーゼルターボであるが、530dがシングルターボで出力170kW、 535dがツインターボで出力200kWである。

また末尾のアルファベットは

i :インジェクション仕様
d :ディーゼル仕様
h :水素エンジン仕様
is:高性能インジェクション仕様
x :四輪駆動モデル
ti:ツーリングインターナショナル。現行車種ではコンパクトボディ。
C :クーペボディ
L :ロングホイールベースモデル

を意味している。

例: 530i → ボディサイズ5シリーズ、排気量3L、インジェクション仕様

ただし、SAV(スポーツ・アクティブ・ヴィークル、SUVのBMWでの呼称)やロードスターに関しては、 (アルファベット)+(1桁数字)-(排気量(L)) の表記が用いられている。このアルファベットはボディタイプをあらわす。

X :四輪駆動オフロードタイプ
Z :ロードスター

例: Z4 2.5i →ロードスター、排気量2.5L、インジェクション仕様

[編集] 四輪現行モデル

3シリーズ(E90)

3シリーズ(E90)
6シリーズ(E63)

6シリーズ(E63)
X3(E83)

X3(E83)

[編集] セダン/サルーン

[編集] クーペ/カブリオレ

[編集] SUV/クロスオーバーSUV

  • X3【E83】
  • X4(発売予定)
  • X5【E70】
  • X6(発売予定)

[編集] ツーリングワゴン

[編集] ミニバン/1BOX

Fシリーズが登場する予定。(2008年~2009年頃)

[編集] ハッチバック/2BOX

M5

M5

[編集] Mモデル

BMWのモータースポーツ関連研究開発部門子会社であるエム・有限責任会社M GmbH。以下M社。旧BMWモータースポーツ社)によりBMWの通常モデルに大幅に手を加え、高い走行性能を与えられたモデル。旧モデルでは生産もM社で行われていたが現行モデルでは開発はM社、生産はBMWで行われている。

  • M3クーペカブリオレセダン
    旧型モデル(E46)のカブリオレは日本では発売されていない。同じくセダンモデルは実用性の面からクーペモデルよりも拡販が見込めると思われるが、現在のところ日本には輸入されていない。なお、M3には次の派生モデルがある。
    • M3 CSL(E46)
      カーボンファイバー強化プラスチックを導入したM3の軽量モデル。日本にも輸入されているが極めて稀少。日本国内販売価格は1150万円。
    • M3 GTR(E46)
      レーシング用に開発されたM3のGTモデル。ニュルブルクリンク24時間レースで活躍している。ヨーロッパの公道仕様(最高エンジン出力、最低地上高等の規制)を満たしていないため一般には発売されていないが、公道用にデチューンされたM3 GTRストリートが存在する。発売当初の価格は25万ユーロ。
  • M5セダン
  • M5touringツーリング
  • M6 (クーペ)
  • M6 (Cabriolet)
  • M Roadster
  • M Coupe

[編集] 過去の四輪モデル

イセッタ

イセッタ

[編集] 二輪機種

BMWの2輪は他の2輪とは異なる機構を採用している例が多いのが特徴である。特に水平対向2気筒エンジン、乾式単板クラッチ、シャフトドライブ、このいずれかを採用しているものが多い。

  • 縦置き水平対向2気筒エンジン
    1923年「R32」に初採用された。シリンダーが左右に突き出した縦置きレイアウトをとり、クラッチとトランスミッションを介してそのままドライブシャフトに至る基本レイアウトは、今日においてもRシリーズにおいて健在である。
  • シャフトドライブ
    発 進時のテールリフトが嫌われるため、日本車では一部の2輪車にしか装備されていないが、BMWではF&Gシリーズを除く全車がシャフト ドライブモデルである。チェーンドライブに比べてほぼメインテナンス・フリーであること、チェーンの摺動によるパワーロスがないことが利点である。
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